胃がん

胃がん〜すい臓がんと相互関係にある?

人生における楽しみの一つとして、「美味しいものを食べる」ということが言えます。
誰にだって一つは好きな食べ物があり、食べることで命を繋ぎ生きていくことを実感できるからです。

そんな食べる楽しみを奪ってしまう胃がんはどのような病気なのでしょうか。

胃がんの症状について

日本での発症率が肺がんに次いで高い胃がんは、発病初期では胃潰瘍に似た胸焼けや胃酸過多などの症状を見せます。
そのため胃潰瘍が胃がんと勘違いされてしまうことがしばしばですが、胃潰瘍の原因となるヘリコバクター・ピロリ菌は胃がんの発病リスクを高める因子となることが分かっています。

病状が進むにつれて、嘔吐・吐血・貧血・体重減少などの症状が現れるようになります。
初期の内は胃内部の粘膜で癌細胞が増殖し、病期が進むと外壁を浸潤して転移を始めるようになります。

胃がんとすい臓がんの関係

胃がんは病期が進行すると他の臓器への転移が見られるようになりますが、すい臓への転移もしくはすい臓がんからの転移が起こりやすいという性質があります。

胃とすい臓は隣接する形で配置されているため、胃がん・すい臓がんの進行によって直接的な転移が起こりやすいのです。
そのため、胃がんが進行すればすい臓がん、すい臓癌が進行すれば胃がんというように相互に転移の対象になることが多いのです。

実際には他臓器への転移が見られる時点で、病状は相当に深刻な域にまで進行した状態にあるので早急な治療が必要になります。

胃がんの原因とは?

胃がんの原因として言われているのが、「塩分の摂り過ぎ」です。塩分濃度の高い食事は胃の粘膜を傷つける原因となり、粘膜細胞が発がん性物質の影響を受けやすくなってしまうのです。
そのため、胃潰瘍も発生の過程で粘膜細胞を傷つけるため、胃がんの遠因になりうるともいえます。

それ以外にはタバコ・酒などの摂取も胃がん発症の原因とも考えられています。

胃がんの治療について

日本人は昔から胃がんになりやすい民族であったため、外科手術による根治治療が進められてきました。
胃がんに対する外科手術は、がん細胞のある部位または胃全体を切除する「胃切除術」とがん転移の経路となるリンパ節を切除する「リンパ節郭清」を同時に行うのが基本です。
外科手術後は再発の防止及び転移予防のために抗がん剤を1年単位で投与する化学療法が行なわれます。

このような外科手術+化学療法の組み合わせは昔から行われてきましたが、科学的根拠がある有効な方法となったのはごく最近の事です。
また、胃がん治療後は胃の機能が低下する為、食べ物の消化は十二指腸が主となるので食べすぎや噛む回数に注意を払う必要があります。

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