肺がん

肺がん〜息苦しさを起こす

私たちの生命は食事と呼吸によって取り込んだ栄養と酸素が全身に運ばれることで成り立っています。
つまり、食事と呼吸と栄養の代謝に関わる臓器で起こる癌は転移が無い段階でも命に関わる重病なのです。

命に関わる臓器で起こるガンの一つ・肺がんはどのような症状を見せるのでしょうか?

肺がんの症状とは?

細胞のエネルギー源となる酸素を全身に送り込む肺に病気が起こると、息苦しさや酸素不足に伴う倦怠感を感じるようになります。
これは肺がんにも共通する症状で、病状が進行するとゼイゼイという喘鳴音を立てて呼吸するようになったり、血痰や声が嗄れたりするなどの症状が現れてきます。

また、進行が早く悪性度の高い小細胞性肺がんを起こすと副腎皮質刺激ホルモンなどの各種ホルモンの異常分泌が起こり、顔が丸く浮腫む「ムーンフェイス」・高血圧・高血糖・皮膚の黒色変などが症状として現れるようになります。

肺がんの原因とは?

肺がんの原因として良く知られているのがタバコに含まれるニコチンやタールなどの発がん性物質です。
自分が喫煙者でなくても、周囲の人から出たタバコの煙を吸いこむ「受動喫煙」によって肺がんの危険に晒されることがあります。
建材として使用されていたアスベストも肺がんの原因の一つとされています。

また、温泉の有効成分として知られる放射性物質のラドンも肺がんの原因となる発がん性物質の一つで、一定濃度以上のラドンガスを吸引していると肺細胞の遺伝子が壊れがん細胞化が促進されてしまうのです。

肺がんと転移について

肺は肝臓と同じく代謝活動のために多量の血液が送り込まれる性質を持った臓器であり、血液を通じてのがん転移を受けやすい性質をもっています。
そのため肺周辺の臓器であるすい臓がんからの転移も、血液経由もしくは物理的な接触で発生しやすくなっています。

逆に肺がんからの転移も起こりやすく、末期になるにつれて血液を介しての遠隔転移が起こりやすくなっていきます。
転移が起こる末期になると予後は悪くなる為、検査による早期発見が生存率を左右することになります。

肺がんの治療法

肺がんの治療としては患部の切除と転移防止のリンパ節郭清を行なう外科手術、抗がん剤投与による化学療法が主流となっています。
ごく初期の内であれば、放射線療法だけで乗り切ることもできますが多くの場合は外科手術及び化学療法で治療を行なうことになります。

肺がん組織の切除は肺機能を著しく低下させ呼吸不全の原因となってしまうため、極低温下においてがん細胞だけを除去する凍結療法や肺移植を応用した肺の自家移植手術などがん組織だけを切除・除去する手法の開発が進められています。

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